リキとの散歩
近所の神社まで、リキを散歩に連れて行った。
ゆっくりゆっくりと歩を進めるリキ。
僕もリキに合わせて、ゆっくりゆっくりと歩を進める。
普段の生活にはないリズム。
捨て犬だったリキが、我が家にやってきたのが15年前。
本当にコロコロ可愛かった子犬の頃。
スクスク成長しすぎて、マルマル太ってしまった。
僕の顔を見ると「遊ぼう、遊ぼう」と吠え立てる。
よく隣の駐車場で二人で駆け回った。
そして、疲れ果てると、ふたり並んで座り、
ただボウッと通りを眺める。
そんな時間がリキも僕も大好きだった。
高校を卒業すると、僕は実家を離れた。
リキが寂しがってはないだろうかといつも心配だった。
でも時間が経てば、それが日常になる。
リキのいない僕の生活、僕のいないリキの生活。
そして1年前、
11年の年月を経て、一緒の生活がまた始まった。
もう駆け回ることは出来ない。
ほんのり冷たい風に吹かれながら、
リキはゆっくりゆっくり歩を進める。
すっかり年老いたリキの背中。
暑い夏、寒い冬を乗り切る体力が、少しづつ奪われていく。
それでも、僕が帰ってきてから、リキは元気になったと親は言う。
それが本当なら嬉しい。
リキ、また寒い冬が来るよ。
今年も一緒に乗り切ろうな。
ゆっくりゆっくりと歩を進めるリキ。
僕もリキに合わせて、ゆっくりゆっくりと歩を進める。
普段の生活にはないリズム。
捨て犬だったリキが、我が家にやってきたのが15年前。
本当にコロコロ可愛かった子犬の頃。
スクスク成長しすぎて、マルマル太ってしまった。
僕の顔を見ると「遊ぼう、遊ぼう」と吠え立てる。
よく隣の駐車場で二人で駆け回った。
そして、疲れ果てると、ふたり並んで座り、
ただボウッと通りを眺める。
そんな時間がリキも僕も大好きだった。
高校を卒業すると、僕は実家を離れた。
リキが寂しがってはないだろうかといつも心配だった。
でも時間が経てば、それが日常になる。
リキのいない僕の生活、僕のいないリキの生活。
そして1年前、
11年の年月を経て、一緒の生活がまた始まった。
もう駆け回ることは出来ない。
ほんのり冷たい風に吹かれながら、
リキはゆっくりゆっくり歩を進める。
すっかり年老いたリキの背中。
暑い夏、寒い冬を乗り切る体力が、少しづつ奪われていく。
それでも、僕が帰ってきてから、リキは元気になったと親は言う。
それが本当なら嬉しい。
リキ、また寒い冬が来るよ。
今年も一緒に乗り切ろうな。